そんな方へ向けて、Off-White(オフホワイト)の偽物の見分けるポイントを紹介いたします。
目次
偽物を見分けるためには総合的にチェック
Off-White(オフホワイト)は世界中で人気の高いストリートハイブランドです。とくに日本をはじめアジアでは非常に人気が高いがゆえに、ヤフオクやメルカリなど個人間で取引が可能なサイトで数多くの偽物が出回っています。
既にお持ちのOff-White(オフホワイト)が偽物かどうか不安な方は、これから紹介する方法を参考にしてください。
下記の何れかに該当する場合、偽物である可能性が高いですが、購入先なども含めて総合的にチェックをしてください。
※真贋について個別のお問い合わせなどは受け付けていませんので予めご了承ください。
付属品から偽物を見分ける「タグの有無」
かんたんな偽物の見分け方の一つとして、付属品から偽物かどうかを見分ける方法があります。
本物にはオレンジ色のプラ状リングに、写真のような束になったタグが付属していて、以下の構成になっています。
- ”HANGTAG”と書かれたラバー状のタグ
- Off-White(オフホワイト)をあらわすストライプのラバー状のタグ
- 4カ国語(スペイン語、英語、フランス語、日本語)で記載されている衣類の取り扱いに関する紙タグ
- 4カ国語(スペイン語、英語、フランス語、日本語)で記載されている製品特性に関する紙タグ
- 製品名や製品番号、バーコードなどの情報が記載されたシールが貼ってある紙タグ
このあたりのタグひとつとってもOff-White(オフホワイト)のこだわりが感じられます。
※上記は2019年のOff-White(オフホワイト)のモデルを例にしています。モデルによってデザインや仕様が異なる場合がありますのでご注意ください。
付属品から偽物を見分ける「専用袋の有無」
製品によって付属しない場合もありますが、例えばTシャツやキャップなどには写真のような専用のビニール状の袋に入っています。
※上記は2019年のOff-White(オフホワイト)のモデルを例にしています。モデルによってデザインや仕様が異なる場合がありますのでご注意ください。
付属品から偽物を見分ける「スニーカーの付属品」
Off-White(オフホワイト)とNIKEのコラボスニーカーである、AIR JORDAN1 レトロ ハイ OG UNCで解説すると、シューズを保護するために内包されている、プラスチックフィルムが付いてきます。
これは、AIR JORDAN1 レトロ ハイ OG UNCオリジナルの付属品でありますが、偽物の場合はフォント形式が若干異なっていて、印刷が荒いので比較的容易に見極めることができます。
Nike Air Vapormaxの例では、スニーカーが収納されている外箱で判断できます。
茶色の外箱で、SWOOSHと記載されているのですが、本物のラベルの方が若干細身のフォントとなっています。
ただ、これは偽物と見比べないと正確なジャッジを下すのは難しくなっています。
製品から偽物の見分ける「ブランドタグ」
- 本物
- 偽物
オフホワイトのTシャツを例にして見てみましょう。
この例では一目瞭然ですが、襟部分のブランドタグを見れば本物か偽物かわかります。
製品から偽物を見分ける「裏側の製品タグ」
- 本物
- 偽物
オフホワイトのTシャツを例にして見てみましょう。
この例でも本物と偽物の違いは一目瞭然ですね。
本物はタグに以下の内容が記載されています。
- Off-White(オフホワイト)をあらわすストライプのタグ
- 製品番号、サイズ、素材、洗濯表示が記載されているタグ
- Off-White(オフホワイト)の住所、製造国が記載されているタグ
3枚目の製造国が記載されているタグで製造国が”PORTUGAL”、”UE”、”ITALY”以外は偽物の可能性が高いので、容易に見極めが可能です。
製品から偽物を見分ける「袖部分の縫い目」
- 本物
- 偽物
製品によって製法が異なるため、一概に判断ができない部分ではありますが、この例では、本物の方が縫い目の間が狭く、縫い目が均一であるのに対し、偽物は縫い目の感覚が広く、縫い方があまりキレイではありません。
製品から偽物を見分ける「プリントの質感」
- 本物
- 偽物
かなりマニアックな真贋チェックですが、このあたりでも本物と偽物の差がわかります。
鑑定用のルーペを使ってロゴ部分を拡大して見てみましょう。
本物はTシャツの生地にプリントのインクがきれいに印字されているのに対し、偽物は全体的に滲んでいるのがお分かりでしょうか?
ロゴ部分だけでなく、その他のプリント部分でも同様の差が見られます。また、Off-White(オフホワイト)のTシャツは伸縮性が高いのが特徴となっています。
一方で、偽物の場合は生地が固く伸縮性がない、また本物よりも生地が厚めになっているので、しっかりとチェックすれば判別可能です。
製品から偽物を見分ける「襟部分の作り」
- 本物
- 偽物
少し分かりづらいかもしれませんが、襟周りの作り方も異なります。
本物は縫い糸が見えない製法ですが、偽物は袖などと同じ縫い方になっているのがわかります。 ※上記は2019年のOff-White(オフホワイト)のモデルを例にしています。モデルによってデザインや仕様が異なる場合がありますのでご注意ください。
ヤフオクやネットショップで正規品を購入するには?
ヤフオクなどに出品されている商品は、画像をよく見て商品情報を確認し、場合によっては出品者に写真を追加してもらうのが良いでしょう。
気になる点は購入前に必ず出品者に質問するということが大切です。
Off-White(オフホワイト)に限った話ではありませんが、高価格帯のハイブランドの偽物には、購入時のレシートが付いていると謳って出品していることがあり、一見すると正規品と思われがちですが、偽のレシートを用意しているという巧妙な手口があります。
先ず、購入前にどの店舗で購入したか確認し、その店舗が存在する店舗なのか確認しましょう。また、レシートに正しいロゴが付いているかなど確認してください。
※不安な場合にはヤフオクやメルカリなどでの購入を控えることをおすすめします。
偽物はヤフオクやメルカリなど個人が出品できる場所で売られていることが多いですが、オンラインショップも例外ではありません。
特に定価から半額になっていたり70%OFFなどと書かれたオンラインショップは怪しいとお考えください。
偽物を購入してしまった場合の対処法
お持ちのOff-White(オフホワイト)が偽物だと感じたら、先ずは最寄のOff-White(オフホワイト)の販売店に持ち込むのが確実です。
万が一、偽物だと判明した場合、出品者、または購入したオンラインショップに問い合わせをしましょう。
未使用品であれば返金に応じてもらえる可能性がありますが、もしも出品者が応じてもらえない場合は最寄の警察署に相談に行き、被害届を出しましょう。
もし警察が被害届を受理しない場合は、担当警察官の氏名などを確認し、出品者にその旨を連絡し、こちらが本気だということを出品者にわからせましょう。